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ブディアちゃん、ハリウッド進出か?
2006.5.9(火) Indo-Asian News Service
オリッサ州で先週開催されたマラソン大会で、65キロという距離を7時間かけて痛々しいまでに走り抜け、大きな関心を呼んでいるマラソン幼児、ブディア・スィン(Budhia Singh)ちゃんが、ハリウッド映画に出演することになるかもしれない。
米の映画製作会社Foster Entertainmentが、ブディアちゃんの日々を綴る映画の製作に関心を示していることを、マラソンコーチであり養父のビランチ・ダース(Biranchi Das)氏が8日、オリッサの地元紙に明らかにした。
同社は7日、この提案をダース氏に打診したものと見られている。
4歳半のブディアちゃんの走りは、インド国内ほぼ全テレビ局が放映し、さらにフランスから、ドキュメンタリー撮影の一行が追っていた。
英に拠点を置くTouch Productionsも、ブディアちゃんについてのドキュメンタリー制作を計画し、近々ロンドンに招待したいと希望している。
しかしながら、ブディアちゃんの健康管理を行った医師グループから提出された診断の結果を見た州政府は、「幼い身体に害をもたらす危険がある」として、マラソンへの参加を禁止する方向に動く見込みで、今後の動向が気になるところである。
スラムに住み生活に困窮していた母親へ800ルピーを支払い、ダース夫妻はブディアちゃんを養子として迎えた。
昨年、オリッサ州のプリー(Puri)とブバネシュワル(Bhubaneshwar)間およそ60キロを走り、一躍時の人となったブディアちゃんは、週に2日は一日45キロ、それ以外の日も20キロ走る大人顔負けの厳しいトレーニングをしている。
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