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インドをもっと知ろう!


寺院巡りとワインの旅
2006.5.14(日)

この地域はしっとりとした緑を楽しめる雨季に訪れることをお勧めします。

プネの自宅を朝6時半に出発してやや北へ向かい、ビマシャンカル(Bhimashankar)、ジュンナール(Junnar)、およびワインの里ナラヤンガオン(Narayangaon)を巡るドライブへ行って参りました。




のどかなビマシャンカルの村


ダム

ビマシャンカル寺院はプネから130キロ、車で約2時間半ほどで到着します。

標高約1000メートルの山中にあり、巨大なダムやボート遊びも楽しめる清らかな川、のどかな田園風景を眼下に望み、曲がりくねった山道をひたすら行きます。
特別な行事やお祭りの時期は特に多くの巡礼者を集め、プネのシヴァジナガール(Shivajinagar)バスステーションからも常時定期バスが運行しています。

ここに鎮座するビマシャンカル寺院は見事な建築美を誇り、インド中でも特に重要な12のジョティリンガ(Jyotirlinga)の一つを持っています。
トリプラースラ(Tripurasura)という悪魔を殺したシャンカラ神(シヴァ神の一)が、その怒りを熱として発生させたビマ川(Bhima、熱や怒りという意味)を祀るため、この地に建てられたのが起源で、少なくとも5000年の昔よりこの一帯を守っているそうです。


参道


ビマシャンカル寺院


緩やかな坂になった参道はよく整っており、涼しげな影を落とすうっそうとした森の中に、世界でもこの地域にのみ生息する「飛ぶ巨大リス」の姿を捜し求めましたが、残念ながら見ることはできませんでした。

ビマシャンカル寺院を出たのが午前10時半過ぎ。

どこまでも広がるブドウ畑やサトウキビ畑、バナナ畑のど真ん中を貫く田舎道を走り抜け、プネから約96キロのジュンナールという町にある、レニャードリ(Lenyadri)というガネーシャ寺院に午後1時少し前、到着しました。

この寺院はアジャンターのように、断崖絶壁の途中を穿った石窟の中に造られ、283段(途中壊れた階段も含めると一説には307段)あるというやや急な階段を登って参拝します。
数珠繋ぎになって登る巡礼者の様子が、遠くから見ると蟻の行列のように見えます。

灼熱の日差しが照りつける真昼、参道脇の出店に揺れるカラフルな帽子に思わず手を伸ばし、混雑する人々に混じって一歩一歩進みました。


絶景


レニャードリ寺院から


驚くほどひんやりとした薄暗い石窟内から望むジュンナールの田園風景は最高で、猛暑でも吹く風はカラっとして涼しく、思ったほど暑さに苦しむことはありませんでした。
ここで修行を重ねた太古の人々の意思が、ほんの少し理解できたような気持ちになって降りてきました。

外国人料金2ドルと明記されていましたが、無視してインド人料金で入っても何も言われなかったためそのまま通過しました。

午後2時半、ここまで朝から飲まず食わずだったことを思い出し、出店でペプシコーラとポテトチップスを調達して、車中で簡単に済ませることとなり、田舎道へのドライブには、お弁当持参が必須であると学びました。

青く澄んだ涼しげな湖のほとりにあるもう一箇所のガネーシャ寺院「オザール(Ozar)」に立ち寄ったのち、ジュンナールを発って、待ちに待ったナラヤンガオンへ向かいました。


レニャードリ寺院


ワイナリー

広大なブドウ畑を擁するここナラヤンガオンには、なんと124軒ものワイナリーが点在する、知る人ぞ知るワインの産地です。
特に11月〜12月、ブドウの収穫シーズンには、新着のワインを楽しむワイン祭が開催され、毎年ボリウッドスターも訪れているそうです。

わたしたちはプネ・ナシク(Pune-Nasik)ハイウェイ脇、田園の中に突如現れる「Chateau Indage」という、同名のワイナリーと隣接したオープンカフェスタイルのワインバーに立ち寄りました。

田園風景を眺めながらワインと軽食がゆったりと楽しめ、リーズナブルなセレブ気分を味わえます。
日がまだ高く照っている時間でしたが、このワイナリー製造の「IVY」というブランドの白ワインとロゼワインを注文しました。
白い方はやや甘口で青リンゴのようなほのかな酸味、ロゼの方はラズベリーのような甘い芳香が楽しめました。

「Chateau Indage」の営業時間は夜11時まで。

こんなド田舎にあるのに店員さんもインドでは一流レベルの接客、ワイン素人へ丁寧に解説してくれ、試飲もさせてくれます。


IVY白ワイン


IVYロゼワイン

残念ながら訪れた日曜日はワイナリーはお休みで、ワインバーのみが営業しておりました。
近隣のブドウ農家の人々が糊をパリっと効かせた真っ白なクルタ・ルンギ姿でワインを楽しんでいる様子も粋でした。

グラスワイン一杯のほろ酔い加減でナラヤンガオンを出たのが午後5時、自宅に帰り着いたのが午後6時半で、ちょうど12時間の大満足ドライブとなりました。

ビマシャンカルの詳細情報は、こちら −
ビマシャンカル高原
 

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