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津波被害同胞の孤児たちを保護する人々
2005.1.16() Reuters

Port Blair: 
スマトラ沖地震による大津波の被害をまともに受けた、アンダマン・ニコバル諸島の島民たちは、津波によって親を失った孤児たちを「養子」として引き取っている。

というと、「養子ではありませんよ。わたしたちの子供と同様です」と、先生をしているジュティツさんは反発する。
アンダマン諸島のポートブレアの非難キャンプで、両親を亡くした1歳のプレーナちゃんと6歳のリドベーナちゃん兄弟を引き取ることになった。

2人は大津波の際ニコバル諸島の男性に助けられた。
しかし彼らの両親は、津波にさらわれて行方が分からなくなっている。

ジュディツさんは自身にも2人の子供がおり、夫は無職。
それでも、「彼らの面倒を見るのは自然なこと。なんとか暮らしていくわ」

実はジュティツさんは2人の父親の義理の姉。
この島の大家族形態が、不意の事故で親を失った子供たちに幸いし、「みんなもとは一つの家族、親を失った子供はみんなで手分けして引き取ろう」という動きにつながった。

非難キャンプで生活する生存者のうち、孤児は32人ほどいるが、それぞれが大人に保護されている。
「わたしたちが一つの家族となれば、誰も一人ぼっちにはならない」
非難キャンプの島民代表、ナタニアルさん。

ある島ひとつだけで、3000名以上の方が津波にさらわれて亡くなっており、550以上あるニコバル諸島で、現在判明しているだけで合計6000名以上の犠牲者が出ている。

ニコバル諸島の島民たちは、どこかよそへ子供たちを「養子」にやることに、強硬に反対している。
「家族を守る」という思いが強いのだという。

被災時から着ている色あせた赤いドレスで、静かに座る9歳のマニーシャちゃんも両親を亡くしてしまった。
彼女も、両親の友人であった家族に新しい家族として引き取られることになっている。

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「いなかの風習」などと言ってしまえば簡単でしょうが、親を亡くした子供たちにとっては、心強い環境なのではないでしょうか。


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