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バラナシの危険な飲み物、バナラシ・タンダイ

シヴァ神を守り神とする永遠の町、バラナシ。
その神を崇拝する意味を持つ、興奮作用のある軽い麻薬のような飲み物、バング(Bhang)が盛んに摂取されているのが大きな特徴である。

バングとは昔ながらの興奮剤で、インドヘムプ(カンナビス・インディカ)の葉や茎をすりつぶしたもので作られている。
錠剤として摂取されるほか、ラッシーやタンダイThandai)という飲み物に混ぜ込まれる。
また、バングパコラ(天ぷら)やその他の食べ方もあるようだが、タンダイが最も特徴的。

夕方のガウデャウリアー・チョウク(Gaudhaulia Chowk)の屋台、ミシラムブー・タンダイ(Mishrambu Thandai)はいつも多くの人で混みあっている。
人々は、ドライフルーツ、フルーツジュース、ミルクを混ぜ、ひとつかふた塊のバングを加えた薄緑色の冷たい飲み物を求めて集まってくる。

また通と呼ばれる人々は、市街奥まったところにある小さな店、ババ・タンダイ(Baba Thandai)が行きつけの店だ。
店内はオレンジ色で統一され、正真正銘のタンダイが飲める。

タンダイの価格は、バングのありなしに関わらず15−25ルピーほど。
バング使用の有無は、好みに応じて決められる。


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