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クトゥブミナール(Qutub Minar) 
デリーのクトゥブミナールは高さ72.5メートル、赤砂岩でできた建造物。
5世紀に建てられたアショカ・ピラーも忘れずにチェックしたい。
何百年もの時を超えてたたずむ純鉄製のこの柱に後ろ手でつかまり、そのまま自分の手を掴むことができたら、願い事が叶うと信じられている。

海岸寺院(Shore Temple) 
チェンナイからおよそ50kmの場所にある海岸沿いの村マハーバリプラムにある海岸寺院は、7世紀ラジャシンハ朝に建てられ、パッラバ美術の最後の傑作とされている。
壮大なドラビダ建築と対照的に、寺院はすっきりまとまった設計となっており、防波堤の役割も果たした。
ヴィシュヌ・シヴァ両神を祭る美しい多角形ドームを持つ。
インドの歴史的モニュメントの中で最も美しいものの一つだったが、残念ながら今日は風雨と海風による傷みも激しい。
数年前に世界遺産に登録された。

チャールミナール(Charminar)
古いものと新しいものが混在するハイダラバードの中心、現代建築と好対照にたたずむ400年前の大建築。
「チャールミナール」とは「4本の塔」を表す。
ジャミ・マスジッド、メッカ・マスジッド、トーリ・マスジッド等と共にクトゥブ・シャーヒー朝建築の大変よい例である。

この町のシンボルとして中心部にある広場に建つチャールミナールは、モハメド・キュリ・クトゥブ・シャー(Mohammed Quli Qutab Shah)により1591年に疫病の追放を記念して建造された。
ミナレットと呼ばれる4本の塔がそびえる壮大なアーチが特徴。
夜はこのアーチがイルミネーションで飾られ、美しい景観を演出している。

花崗岩の壮麗なアーチはそれぞれ東西南北の方角を向き、塔内は2階建てとなっている。
四方には高さ24メートルのミナレット(塔)が建ち、全体の高さはおよそ54メートル。
各塔の下部には、クトゥブ・シャーヒー建築のシンボルであるハスの葉がデザインされている。

1階部分は、クトゥブ・シャーヒー時代に「マダラサ」と呼ばれる大学の建物として使用されていた。
2階部分の西側にはモスクがあり、少し離れれば道路からも垣間見ることができる。
チャールミナールの屋根部分からはハイダラバードの非常に素晴らしい景観が眺められるが、インド考古学調査(Archaeological Survey of India)からの特別許可がないと上ることはできない。
ちなみにアーチ道の上部にある時計は1889年に設置されたもの。

チャールミナール周辺には、過去の名残と現在とが混在したカオスが展開する。
チャールミナールより7キロ離れた場所にはハイダラバード駅がある。

太陽寺院(Surya Temple)
オリッサ州の中でも有名な芸術建造物、コナラクの太陽寺院はナラシンハデヴァ1世の治世(1238〜64年)、1250年に建造された。
この地の守り神とされている太陽(アルカ)を祭る。

寺院全体は、カーブの美しい12組の車輪の上を7頭の馬によって牽引される壮大な馬車がデザインされている。
荘重な太陽神をシンボル化し、オリッサ建築様式の最高傑作である。

太陽寺院両脇の2列に、各12対の車輪がデザインされている。
この「12」という数字は24時間を表すという説と、12ヶ月という説がある。
7頭の馬は一週間を示す。

太陽寺院に見られる壁画彫刻には、神々、人間や動物たち、花々、幾何学模様などが掘り込まれている。
オリッサ州の寺院彫刻に見られる神々は、明るい日差しの下、内に外に向かいそれぞれの美を表現し、訪れる人々を魅惑する。


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