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インドをもっと知ろう!


「メーデー」ささやかなドライブ
2006.5.2(火)

1日月曜日は「メーデー」、および数百年前にグジャラート州と北部カルナータカ州から、現在のマハーラシュトラ州が独立したことを記念する日「マハーラシュトラデー」で、当地は休日でした。

ということで、朝の涼しいうちにプネを出発し、ロナヴァラ(Lonavala)まで半日ドライブへ行って参りました。



名も知らぬ花


Rajmachi Point

朝は7時ごろ自宅を出発し、駅前の「Sagar」レストランで、まずはイドリ(Idli Sambar)とトースト(Toast Butter)、甘いコーヒー(Nescafe)で腹ごしらえ。
この南インド式(Shetty)レストランは、旅行者としてプネを訪れていた頃、ほぼ週に3〜4回はおいしい朝食目当てに訪れていた思い出深い場所。

活気ある駅前の通りに面した大きなガラス張りの店内はきれいですし、忙しそうに往来する人々を尻目に、ゆったりと新聞を読むオジサンたちがちらほら居るぐらいで、朝は特に空いております。

大きな釘が刺さってパンクしていたタイヤを直し、一路ロナヴァラへ向かうに当たり、バジャージ(Bajaj)やタタ・モータース(旧Telco)など大企業の工場地帯周辺を貫く、線路沿いの旧ハイウェイへ続く道を選びました。
かなり久しぶりに通ったその道路は、目覚しいばかりに整備されており、驚きとともに、「ゆっくりとだが確実な」プネの進歩を実感しました。

都市部と工業地帯を抜けてしまって、田舎道になっても、道路の整備状況は非常に良好でした。
雲ひとつない真っ青な空と、地平線まで広がる乾き切ったデカンの茶けた大地、同じ色に尖った、あるいは台形の山脈、強い日差しに照らされた白壁の家々、濃い緑の葉を茂らした樹木はそれを囲み、時折真っ赤や鮮やかな黄色、紫の花を満開にさせた木々が転々とあり、のんびりと歩く牛やらくだ、犬や村人が視界に飛び込んでくる以外には、何もありません。

真夏で日中の暑さは非常に厳しい時期ですが、朝のうちは吹く風もひんやりと心地良く、買ったばかりのJames BluntのCDが抜けるようなさわやかな風景とマッチして、小旅行気分の昂揚をさらに高まらせるようでした。

1時間強ほど走るとロナヴァラ市街に入り、そこからおよそ15分ほどでカンダーラ(Kandala)のラジマチ(Rajmachi)ポイントという展望公園(入場料5ルピー)に到着しました。
中に入り歩き始めるや、風もないのに「ワサワサ」と大きく木の枝が揺れるので、見上げればおサルでした。


おサルの出迎え


パチリ

小さな園内ここかしこにはサルたちが戯れ、人間を怖がらないし襲ってくる様子もないので、一緒に記念撮影をしたり、エサになる豆をやる家族連れもおりのどかな光景でした。
そこでわたしも、ボスザルとおぼしきオッサンと、やや遠巻きにパチリ。

このぐらいになると気温もぐんと上昇し、帽子を持っていないとすぐに暑さでバテそうで、早々に車へと引き返しました。

このあと向かったのは、「Muhad」というマハーラシュトラ州では五本の指に入る有名なガネーシャ寺院。

参道入り口には、大変珍しいカシューナッツの実が、ひとつ2ルピーで売られていました。
オレンジ色で大きさはピーマンぐらい、大変甘い香りを放ち、根元に灰色をした未熟なナッツがくっついています。


Muhadのガネーシャ寺院


カシューナッツの実

水分を豊富に含んだ果肉は乳白色で、桃のように柔らかいが繊維質であり、皮ごとかぶりつけば、甘味の中にも多少渋みのある果汁がほとばしり出てきます。

味はリンゴと渋柿を足して割ったような感じでしょうか、敏感な人だったら、喉が少しピリピリするかもしれません。
「フェニ」というゴアが有名なカシューナッツのお酒は、他でもないこの実から醸造されるということです。

この寺院で「家内安全」「無病息災」「商売繁盛」と欲張りなお願いをしたのち、ロナヴァラ市内へ戻ったのがお昼ちょっと前。
午後までにプネへ帰らねばならないという時間制限があったため、ここで名物「チッキ(Chikki)」をお土産にそそくさと購入。

特に「Purohit Chikki」というのお店の、「Kaju Crush(カシューナッツを砕いて固めたチッキ)」と、「Chocolate Fudge(チョコレートに砕いた胡桃などを混ぜ込んで柔らかく固めたチッキ)」がお勧めです。


Muhad参道


行列ができるチッキ屋

それぞれ1キロ320ルピー、120〜130ルピーほどで、最小100グラムないし250グラムほどから買えたと思います。

プネへ到着したのは午後1時半、わずか6時間半の短い旅でしたが、なかなか充実していて悪くないリフレッシュとなりました。
ロナヴァラのベストシーズンは雨季ということで、来月か再来月あたりにまた、濃い緑がうっそうとした瑞々しい滝の景色を楽しみに来ようと思っています。

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