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ギィー(Ghee) ―― 精製バター

インドの食卓に欠かせないギィー。マラティ語ではトゥープという。
インドでは全脂肪のバッファローミルクが一般的によく飲まれていて、沸騰させ浮いてきた脂肪分(ファット)をつぼなどに貯めておく。
1週間分ぐらい貯まったら(ミルク7リットル分ぐらい)、ギィー作りをする。

日本で作る場合は、無塩バターを使って4.から始めると簡単にできる。
ここではインドでの方法を紹介する。
手間はかかるが、純粋でフレッシュなおいしいギィーが得られる。
―材料―
ミルクのファット  1週間から2週間分
カード(なければレモンまたはプレーンヨーグルト)  適量
  1リットルぐらい

1.前日ミルクファットにカードを入れておく。
2.まずボウル2つ用意する。
    ボウルNo.1につぼの中のファットをうつし、ハンドプロセッサー(ミキサーでもよい)で
  撹拌する。
    色がミルキーホワイト色に変わってきたら、水を少しづつ加えながらさらに撹拌する。
3.バターの層と水分の層に完全に分離したら、水分だけをボウルNo.2に取る。
    これはインドではバターミルクと呼ばれていて、料理に使ったり、そのまま飲んだりする、
    完全無脂肪乳。
4.バターの部分を鍋にうつす。家にある中でも最も大きく深めの鍋がよい。
    弱火でかき混ぜながら沸かす。加熱しすぎると焦げるので、火加減をみる。
    中の水分が完全になくなるまでわかし、黄色っぽくなったらギィーのできあがり。
    入れ物にうつして冷めたら、冷蔵庫に入れると固くなる。
    冷蔵庫で約1年もつ。

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