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プネの屋台

プネの路上に軒を連ねる、数々の青空レストラン。
あつあつのおいしい食べ物を提供しているところには、人々の行列が一日中絶えない。

わたしにとって一番のお気に入りは、グジャラティのバーガー、カッチー・ダベリが大人気の屋台レストラン。
たくさんのレストランが接戦を繰り広げるJM(Jangli Maharaj)ロード、マクドナルドの真向かいにある。

行列に並びながら、作り方をじっくり見ることができる。
パオ(四角いパン)にナイフを入れて真ん中に割れ目をつくり、そこにトマトソース(らしきもの)→プディナ(ミント)チャトニ→ジャガイモと豆が入っていると思われるレッドペースト→玉ねぎみじん切り→ピーナツ→再びプディナチャトニ→再びペーストという順で実に手際よく塗っていき、最後にパオごとフライパンでバター焼き、という工程が、3人がかりで鮮やかな流れ作業で行われている。
作業場にうず高く用意されたペーストの上には、ザクロ(ヒンディ語でアナル)とココナツフレークのトッピングが乗っている。
1個4ルピー。
お向かいのバーガーが最低でもおよそ20ルピーするから、とても安い。
不思議な歯ごたえ、不思議なおいしさで、やみつきになること間違いなし。

JMロードのメイン交差点、マラティシアター「カンダルヴァ」のはす向かいにあるジョシ・ワダパオ(看板はマラティ語)。
ワダパオとは、茹でたおいもをスパイシーに味付けし、ベッサンの衣で揚げたものを、パオと呼ばれるパンで包んだマハーラシュトリアンバーガー。
ムンバイや、マハーラシュトラ州西部でポピュラーな街頭スナックである。

少し塩辛いが、揚げたてはサクっとした衣の中のホクホクのジャガイモ・マサラ風味がとてもおいしい。
クミンシードやコリアンダーの風味が効いている。
ジョーシーワダパオ屋さんで買うと、必ず素揚げした青唐辛子がついてきます。
他の人は平気で食べてるから、しし唐と勘違いしてうっかり食べると強烈に辛いので要注意。


キャンプ地区にほど近いエリアに、たくさんの青空レストランが軒を連ねる一角がある。
近くを通ればそれぞれのレストランから盛んに客引きされるが、その中の一軒「アンクルズ・キッチン(Uncles Kitchen)」へまっすぐに向かおう。
パラータ(好みに応じて玉ねぎ、じゃがいも、チーズなどの材料をバターと一緒にチャパティ生地に巻き込んで焼いたもの)の種類が豊富で、バターのたっぷり溶けたあつあつのできたてを、フーフー言いながら頬張る。
値段は1つ2−30ルピーほど。

ドレパティルロード交差点付近にある屋台(名前をうっかり忘れました)の、チキンカバブロール(30ルピー)。
作る過程がとても面白い。
熱した鉄板の上にマイダーでできた白い生チャパティを置き、その上に卵を割り落として専用のヘラでぐるぐるとなでると、薄焼き卵がぴったりと貼りつき、ちょうど広島風お好み焼きの基本のような見た目になる。
その上に調理されたチキンと玉ねぎがドサッとのり、最後にプディナ(ミント)チャットニがたっぷりと。
作業はとても手際がよく、2分もかからずできあがり。
ほかほかのあつあつはとてもおいしく、ポン酢をつけて食べてみたい気もした。

*屋台のレストランにスポットを当て、おいしいなぁ、と思ったところを紹介していきたいと思います。


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