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推定年齢255歳のAddwaita、大往生か
2006.3.29(木) San Francisco Chronicle
推定年齢およそ255歳、世界で最も長寿の生き物とされたゾウガメが、その長い人生の半分以上を過ごしたカルカッタの動物園で22日、とうとう亡くなった。
ベンガル語で「唯一無二」を意味する「Addwaita」という名前のこのゾウガメは、18世紀にイギリス人の船員によって持ち込まれ、1767年まで東インド会社の総督だったロバート・クライヴ(Robert Clive)氏への贈り物として捧げられた、4匹のアルダブラ(Aldabra)ゾウガメのうちの1匹。
うち3匹は120年以上前に死亡したが、Addwaitaのみが生き残り、1875年にクライヴ邸の庭園から現在の動物園に移動された。
アルダブラゾウガメは、セイシェル諸島アルダブラ環礁に生息し、平均寿命は100歳を超え、雄の体重は200キロ以上になる。
この種のウミガメは特に長寿であることで知られ、記録に残っている最高齢は320歳に達する。
ゾウガメのAddwaita
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また「255歳」という推定年齢はAddwaitaがカルカッタに持ち込まれた年から起算されたものであり、実際の年齢は300歳を超えていた可能性もあると専門家は語っている。
職員の説明によると、この動物園で一番の人気者だったAddwaitaは、この数日間体調が優れない様子で、心配されていた。
Addwaitaに次ぐ長寿の生き物は、ブリスベンのオーストラリア動物園にいる176歳のガラパゴスウミガメ「Harriet」。
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250年以上もインドを見守り続けていた神様のようなゾウガメさんです。Addwaitaというベンガル語の名前が、いつ名付けられたものなのかを想像すると微笑ましいです。
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