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「インドは国益に基づきイランに投票」IAEA
2006.1.29(日) Rediff.com
合衆国は来月2日に開催される国際原子力機関(IAEA)理事会について、イラン核開発のIAEA付託の是非を巡る投票において、インドがその国益に基づきイランへ投票を行うことを想定し、それについて米国としては「干渉する意向はない」との姿勢を表明している。
「合衆国はインドが次期大国となることを明らかな根拠をもって認めており、大国としてその国益に基づく決断があることは当然だと思っている。米国は、その決断プロセス対し最高の敬意を払い、干渉を望まない」
ニコラス・バーンズ(Nicholas Burns)国務次官は26日、ローネン・セン(Ronen Sen)在米インド大使官邸で行われたインド共和国記念日祝賀パーティの席で、メディアにこのように述べた。
「内容は秘密だが、先日デヴィッド・マルフォード(David Mulford)在印米国大使とともにインド政府と直接会合する機会があった。米国はインドとその主権、その決定権に敬意を持っている。
しかし、米国にも国際政治における視点を明確に示す権利があるため、大使と私はそれを行使した。その釣り合いが失われた(ために誤解が生じている)と考えている。米国とインド両政府との間には、成熟しお互いを尊重した関係が存在している。」
イランがインドとの民間核エネルギー協定の一部に加わっていた可能性についてバーンズ国務次官は、インドがその国益に基づく投票をすると想定されているために、より包括的なメッセージがイラン政府へ送られることは必須であったと主張した。
「米国の立場がそうであるように、インドも2月2日にその国益に基づく投票をすることを期待する。そしてイランに対し、その核燃料開発が国際社会において非合法であり、インド、ロシア、米国、英国はともに同じ意見であるというメッセージを送ることを希望している。」バーンズ氏は強調した。
ではなぜIAEAの注目がインドの一票に注がれているのかという問いに対しバーンズ氏は、インドだけではなく全ての民主主義国家のメッセージが重要であり、インドがIAEA理事会で米国に同調しない場合の、民間核取引に起こる懸念を推測することを拒絶した。
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他の国の核開発を否定するのであれば、まず自分が捨てるべきだ!というのが一般のインド人の意見のようです。
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