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インド農村はマーケット価値5000億ルピー
2006.4.28(金) Our Political Bureau
今、農村が熱い!?
マッキンゼー(McKinsey)調査によると、インドの農村は計画的な投資を行えば、2020年までに500〜600億ドル(およそ6兆〜7.5兆円)の市場価値があるということが判明した。
インド産業同盟(CII:Confederation of Indian Industry)常会で、マッキンゼーのアディル・ザイヌルバーイ(Adil Zainulbhai)最高経営責任者は、プレゼンテーションのテーマに、政府による農村インフラ開発のための設計プラン「Bharat Nirman」を取り上げ、農村地域への投資強化の必要性を強く主張した。
その中で、田舎と都市を均一に選別することは誤りであるとして、593の農村地域をマッキンゼー調査では4つに分類、すなわち、67は準都市(都市近郊)、118は周辺農村の経済的中心地、160は基本的最低限のインフラを持ち、その他最多数を占める248の地域が非常に遅れていると見なしている。
「Bharat Nirmanは正しい軌道上にいる」と評するザイヌルバーイ氏は、インフラと成長曲線は比例するため、「貧困に苦しむ地域経済を活性化させるためには、インフラと産業の進出が不可欠。特に果物・野菜生産や繊維業だけで、農村地域から5000億ルピー規模の大きなポテンシャルが見込まれていることも事実として確認されている。」と語っている。
食品加工省Subhodh Kant Sahay大臣はこれを受け、「インフラの改善に取り組み、地域経済の活性に寄与する」と返答した。
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都市との見事なまでの圧倒的格差が手付かずになっている農村地域。眠っているポテンシャルも半端ではないようです。
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