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ISROビジョン:今後4年間で300億ルピー、12基の衛星
2005.9.26(月) The Times of India

BANGALORE:
インドは今後4年間に、GSO(静止軌道)へ10〜12基の通信衛星を打ち上げる、およそ300億ルピーのプロジェクトを開始した、とインド宇宙研究機構(Indian Space Research Orgaisation)の会長マダヴァン(G Madhavan)氏が20日、発表した。

「これらの衛星打ち上げは、我が国の軌道トランスポンダーの能力を向上させるだろう」と、同会長は衛星打ち上げに際する関係者会合でこのように語った。

現在のインド衛星システムINSATは、8基の業務用衛星、144基のC、拡張C、Ku及びS周波数帯の通信トランスポンダーで構成される。
「既に打ち上げられている8基のうち2基には気象用ペイロードを搭載、また1基は気象専用衛星である」と付け加えた。

これから打ち上げを予定している10〜12基の衛星打ち上げにより、さらに100〜120基のトランスポンダーが加わる予定となっている。
関係者によれば、プロジェクト終了(2007年)までに、トランスポンダーを256基に増やす計画である。各スペースクラフトの価格はおよそ30億ルピーという。

今回のプロジェクトは、DTH(直接家庭配信型)及びVSATから、トランスポンダーへの大きな需要があることと、古い衛星の交換を目的としている。

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通信衛星は、国の基幹産業である農業、また遠隔教育や遠隔医療の拡充を目的としています。

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