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インドをもっと知ろう!

ダイアモンドがファッションブームの新しいトレンド
2005.10.23(日) newindpress.com

NEW DELHI:
デザイナーズ・ウォッチは、流行に敏感なインド人のステイタスになっている。

このトレンドをいち早く受け、いくつかの宝石商はダイアモンドを埋め込んだ腕時計を次々に紹介している。
現在「永遠の宝石展2005」が開催されているデリーでも、訪れる人のダイアモンドへの関心は非常に高い。

「もともと時間を伝える道具である時計の役割は変わってきており、ダイアモンドを埋め込んだ時計は、身に着ける人のアイデンティティや高いステイタスへの願望を暗示します。特に最近は、インド人のダイアモンドへの関心は年々高まり続け、わたしたちはこれを自然な進歩と見ています」
カルティエ(Cartier)ブランドマネージャーのジョン・ディソウザ(John D'Souza)氏。

このブームは、世界最大であるこの国のダイアモンド加工産業へ100万人近くの雇用を発生させ、経済成長の柱のひとつともなっている。

安い人件費、高いダイアモンドカット技術と競争力のある価格、加工後のダイアモンドの透明度や質の高さにより、インドは世界中のダイアモンドが集まり加工される最も望ましい国となっている。
さらにインド国内でも、ダイアモンドをあしらった時計への需要は、2004年に3500万ルピー(770万ドル)に達した。

「時間を知るためにはパソコンで十分です。時計を身に着ける人はむしろ装飾品として選ぶのでしょう。そうであればダイアモンドは最高の飾りであり、余裕のある人は迷いなく買い求めるのです」宝石バイヤーのブワン・シャルマ氏。

アジア最大規模のインド経済の成長率は、今年度7%に達すると予測されており、うちダイアモンドのカット及び研磨における輸出額は2004年度〜2005年度までに111億8,000万ドル、26.6%を超える成長が見られている。

現在260億ドル市場と呼ばれるインドのダイアモンド収益は、この20年間で25〜65%あまりの成長を記録してきた。
1966〜67年の宝石輸出額は年間2500万億ドルだったのに対し、2004〜2005年には150億ドルを見込み、この国の総輸出額のおよそ18%を占めている。

南アフリカ、ナミビア、ボツワナでダイアモンド採掘業の元締めをしているデビアス(De Beers)も、インドへ原石の供給をしている主な業者である。

ダイアモンド産業の成長へは今後も目が離せない。
2004年にはカットと研磨産業での輸出額は前年比28.42%(80億5,190万ドル)増の103億4,045万ドルを記録している。

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インドもかつて、ダイアモンドを世界で最も多く産出していた国でした。ダイアモンドの似合う女性になりたいなぁ(当分無理)。

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