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インドをもっと知ろう! |
人口爆発への突破口!? 有人月探査への挑戦
2006年10月20日(金) Hindustan Times
New Delhi:
インドは有人宇宙ミッションへついに一歩踏み出すかもしれない。
スィン首相は17日、宇宙開発コミッションと原子力開発コミッション各会長と会談し、可能性について協議を行った。
18日に発表された公式声明によると、首相は科学者らの意見を聞きながら、インドにおける宇宙開発、原子力開発プログラムの見直しを行った。
その際、今後の有人探査ミッションの可能性についても、併せて話し合われたという。
インド宇宙研究開発機構(ISRO)科学者を中心に「2030年までに達成するべき次なるヴィジョン」と題した計画を掲げるアブドゥル・カラム(APJ Abdul Kalam)大統領も、月や火星に有人探査基を送り込むことを最優先課題として、念頭においている。
この計画を第二次宇宙開発計画と据え、宇宙船や打上機、打上施設等の開発を行った1970年から2005年までを第一次計画と呼んでいる。
インドは既に38億6千万ルピー(120億円)の予算をかけ、南部基地シュリハリコタより、極軌道探査船チャンドラヤーン(Chandrayaan)Iを月に向かって打ち上げることに決めている。
偶然にも昨年、ISROの研究者グループらは、2015年までにインド人を宇宙に送り出す際に必要な技術的要件について検証している。
同グループは、「人によって評価されたスペースクラフト」の建設について研究し、インド人が宇宙に滞在するための、快適な居住地として使用できる環境をシミュレートしている。
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インドの人口問題を解決する新たな突破口でしょうか。月にまでカレーの匂いが漂う日は近い。
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