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インドをもっと知ろう! |
ベルリンのLove Parade、インド人DJ初参加
2006.4.19(水) Hindustan Times、Jaydeep Ghosh
1989年のベルリンの壁崩壊を記念し、ドイツの伝説的ディスク・ジョッキーDr. Motte氏が始め、今や世界最大のテクノパーティと呼ばれるほどになったファンキーなイベント「Love Parade」。
1989年7月1日に開始した当時は150人だった参加者は、前回の2003年には250万人もの人々を集め、2004年には初の海外会場であるサンフランシスコでも開催されるほど膨張した。
昨年、一昨年と、ドイツ経済の低迷を反映してか見送られたものの、今年はワールドカップの開催に合わせ復活することになったLove Paradeは、今年の7月15日に行われる。
そんな折、インドのテクノ音楽ファンに朗報だ。
世界中から招待される一流のディスク・ジョッキーに混ざって、組織側は初のインド人参加者、DJ Rummyを招待したのだ。
「興奮しちゃうね」Rummy氏。
「Love Paradeに出演できるなんて、ディスク・ジョッキーにとって一世一代の夢だから。セット製作には友人も総動員して、(1月26日のインド)共和国記念日さながらのおめでたいパフォーマンスをやっちゃうよ。なんせ250万人の人々を躍らせるんだから!もちろんネオン付のド派手なパンクファッションでキメてさ。」
トップデザイナーのManish Aroraも協力者の一人。
「Rummyのためにエキセントリックならぬ、インディア・セントリックな、とびっきりファンキーなアクセサリーを考えてありますから。」
DJ Rummyはこれまで、インドではまだまだ一般受けしていないエレキ音楽のプロモートを推進してきた。
「これまで地道にやってきたんだけど、やっと実を結ぶ時がやってきた。実はドバイ(アラブ首長国連邦)の空港でDr. Motteにばったり会って。そう、彼が個人的に招待してくれたのさ。世界中のメディアが集まるLove Paradeは、現代インドをビカビカと魅せるのに、うってつけだよ。」
最も重要なポイントは、多くのディスク・ジョッキーたちを押しのけ、Dr Motte、Sven Vath、Teistoと並び、Victory Towerでパフォーマンスする権利を与えられたトップ5ディスク・ジョッキーとしての栄光を、Rummyが獲得したことだ。
このものすごい栄誉を分かち合うべく、Rummyはクラバーや音楽ファン、報道関係者、さらに芸能人含む100名ほどをインドから連れてくるつもりだ。
もちろんスポンサー狙いであることも疑いがないが。
「インドらしいサウンドの他に、ハウス、ディープハウス、ミニマルハウスなんかを聞いて弾けてもらうよ。いつかLove Paradeみたいなのをインドでもやりたいな。パキスタン、バングラデシュ、ネパールなどの近隣諸国から参加者を募ってね。」
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インド音楽とテクノ、相性は悪くないと思います。
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Love
Paradeの一場面
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