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インド蔵相来日、JETRO視察団訪印は追い風なるか
2006.1.19(木) The Japan Times
17日から4日間の日程で来日中のチダムバラム(Palaniappan Chidambaram)蔵相と、二階俊博経済産業相との会談について18日、日本側の情報筋が明らかにしたところによれば、日本からの投資を妨げているインド市場に関する根本的な情報の不足を少しでも解消し、日本企業のインド企業への投資を奨励することによって、双方の経済的結び付きを強化していくことに、二カ国の意見が一致した。
二階大臣は同蔵相に、インドのビジネス環境に関する日本企業の理解向上を支援するため、今後数ヶ月間で公的、私的機関の各代表団が日本から次々に訪問するだろうと語り、特に中小企業からの投資を促進する重要性を強調した。
来週には、日印経済委員会の会長であり、三井物産等各代表的企業でも会長を勤める大橋信夫氏のインド訪問が予定されている。
さらに日本貿易振興会(JETRO)率いる民間企業関係者含むビジネス代表団も、来月5日にインドへ向け出発、また中小企業及び地方改革連合会の代表団も、2月下旬から3月前半までに訪問を予定している。
両大臣は、双方の自由貿易協定(FTA)締結に向けての可能性の調査を加速することに同意し、関係調査グループが6月にもレポートを発行する予定である。
また二階大臣は、3月に期限切れを迎えるインドからの鉄鋼供給に関する協定を延長するようチダムバラム蔵相に要請し、いっぽうでニューデリー・コルカタ間、ニューデリー・ボンベイ間の新しい貨物線の建設を日本が手がけていくことに向けて、本格的調査を開始することに両大臣は同意した。
チダムバラム蔵相の今回の来日の目的は、経済協力合意に関する条約を、中国との締結以前に日本と締結し、日本との経済的結びつきを強化したい意向の現実化であるとされている。
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情報の不足に、少しでも多く寄与できたら、と強く願っています。
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