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インドをもっと知ろう! |
プネ在住、タイ人留学生の声
2005.12.17(土) ソース不明
歴史的にも、しばしばタイとインド文化の類似性が垣間見られる。
大学での専門教育を受けるために留学にやってくる多くのタイ人留学生は、いまやプネ市内の教育環境のワンシーンになっている。
タイ南部ウッズィウォングス(Wudthwiwongse)州ナクホンスリタマラット(Nakhonsrithamarat)からの留学生、パクポング・ウッズィウォングス(Pakpong Wudthiwongse)さんは、インド文化関係評議会(Indian Council For Cultural Relations:ICCR)の奨学生で、現在プネ大学の社会学PHD(博士課程)三年目に在籍している。
「プネのインド人学生は、タイの若者と似ても似つかず、文化的結び付きについて大変熱心に討論します。」とウッズィウォングスさんは感心する。
スラッタミ(Suratthami)という町からの留学生で、プネ大学法学部修士課程二年目のキタパーク・ビラット(Keytapark Virat)さん。
「バンコクのラムカムヘアング(Ramkamheang)公開大学法学部で学士を修了後、既にこちらで勉強を続けていた先輩からの評判を聞いてやってきました。インド憲法について多くのことを学ぶ必要がありますが、法哲学について集中的に書かれたレポートが多く存在して参考になります。(憲法を学ぶことで)法秩序がタイと非常に似通っていることが分かってきました。」
バンコク出身で、社会学部二年目のカノック・シリノタイ(Kanok Sirinothai)さんは、
「インドの言語である、ヒンディ語とサンスクリット語を詳細に観察することで、私たちの言語のルーツを感じ、とても魅力的である。タイはパリ語、プラクリット語に起源を持つ多くの単語がある。」と指摘する。
友達に会うために頻繁にプネを訪問している、ICCR奨学生でハイデラバードのオスマニア(Osmania)大学で博士課程を専攻するラチャイ・チュンスブ(Rachai Chumsub)さんは、
「インド人の友達とのコミュニケーションを通して知った、両国の料理法の共通性に驚いています。」と話す。
プネ大学経済学部修士課程一年目でバンコクから来た、ダラット・オウイマノント(Darat ouimanont)さんによれば、プネにはタイ人の好む中華料理レストランがたくさんあるという。
プネ大学の政治学部在籍、国際協力・薬物コントロールについて博士課程を専攻中で、タイ人学生会会長も務める、バンコク出身チャマイアン・ラファエチャクホム(Chamaian Raphaetyakhom)さんは、
「プネに来てからわずか3ヶ月ですが、これまで非常に研究に有益な書籍に恵まれ、多くのインド人学生の友人もできました。」
最後に、プネ在住のタイ人学生のために、宗教、文化、祭りの相違について各話題を議論する場があり、定例会も開かれている、と、バンコクから来たプネ大学政治学部修士課程一年生のチャヤタッド・ディーマ(Chayatad Deema)さんは締めくくった。
Translated by: Mitsuru Nakao
Edited by: Yoko Deshmukh
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タイ人の方と意識して気付くことがあまりありませんが、一体何人ぐらいいるのでしょうね。ちなみにわたしの家の近所にも、タイ料理を出す店があります。
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