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スィン首相は天皇陛下に謁見
2006年12月14日(木) Hindustan Times
Tokyo:
マンモーハン・スィン首相とグルシャラン(Gursharan Kaur)夫人は14日、皇居を訪れ、天皇、皇后両陛下に謁見し、「インドとの関係強化に注がれたお心遣い」に対して礼を述べた。
天皇とスィン首相との間には通訳が入ったが、ハーバードを卒業された美智子皇后とグルシャラン夫人は英語で会話した。
天皇はスィン首相に、皇太子時代の1964年に初めてインドを訪れたことなどを話された。
スィン首相、国会で「ハッピーバースデー」
14日、国会におけるスピーチの合間、スィン首相は主な来日目的である核協定やテロ対策について日本に協力を求めたが、その中で、日本で大人気を呼んだ1998年のタミル映画「踊るマハラジャ(ムトゥ)」に触れるという一幕があった。
同映画に主演し、「スーパースター」と呼ばれた俳優のラジニ・カーントは、日本では超有名人となったが、今回のように国会でも話題になるとは、滅多にない名誉だろう。
さらに12日はスィン首相の誕生日ということで、2日遅れのバースデープレゼントを手渡された。
お粗末な報道状況
インドとの連携を強化しようという安部首相の強い意向とは対照的に、日本のメディアはスィン首相の訪問に対してそれほど関心を払っていないようだ。
どの主要紙の一面を飾ることもなく、朝日新聞に至っては報道すらしていない有様だ。
日本経済新聞は、15日に宣言された包括的経済協力協定(CEPA)について3面に報道した。
たった一紙、産経新聞だけは大きな紙面を割いて、日本はインドとの関係構築に遅れた時間を取り戻さなければならない、なぜなら既にインドは中国やロシア等、幅広い外交ポリシーで着実に各国と連携を結んでいる、と強調した。
重要な連携
安部首相は、インドと日本との連携は、世界で最も重要な課題であると述べた。
来年2007年に控える「インド日本友好年」及び「インド日本観光交流年」の開幕セレモニーの場で、同首相は、「インドはアジアで最も古い民主主義国であり、最速で経済成長をしている国だ」と称えた。
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こちらから日本を見ている目からは、この上なく大きなイベントなのに、多くの日本人にとっては、ローリングストーンズの来日の方がずっとセンセーショナルなのでしょう。
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