Home - News from India

インドをもっと知ろう!



シッダールタ・ナラヤンさんインタビュー 
2006.2.15(水)
Mansee Dabral, MovieTalkies.com, 13 January 2006

* Rang De Basantiでは、最終的に決定したキャストが私でした。*

大ヒットが予測されるRang De Basantiへの出演は、大スター、アーミル・カーン(Aamir Khan)との共演というまたとない機会でありながら、当初乗り気ではなかったと淡々と述べる肩の力の抜けた自然体俳優。最近はタミル俳優Prabhu Devaの監督デビュー作品に主演、言語の習得が趣味。そのまなざしと同様、自らの言葉をまっすぐ貫く、南から来たクールな男、シッダールタのインタビュー!

今回、見事ボリウッドデビューを果たしました。どうやってこんなチャンスを手に入れたのですか?

当時主演していた南インド映画の撮影終了間近のある日監督に呼ばれ、ヒンディ映画に興味はあるかと聞かれたことがきっかけでした。
即「いいえ」と率直な気持ちを告げたのですが、さらに監督が「共演者はアーミル・カーンだぞ」ってたたみ掛けてきた。
それでも正直あまり乗り気にはなれなかったんですよね・・・!
まず自分に与えられた役柄が務まるか確信が持てなかった。
さらに、自分がやりたいと思ってることをキャリアとして確立できていると思っていたから(それ以上の願望はなかった)。


Rang De Basantiの1シーン

例えば現在、次回作の台本を自分で書いているんですが、手が届きそうもない多くの理想を無理に追い求めようとは、考えもしていなかったんです。

では、私がここでインタビューしている理由は?

(笑)Rang De Basantiの台本を手に入れ、読み始めたらそのストーリーにぞっこんになってしまったんです。
もしこの映画の出演を辞退したら、自分自身に腹を立るだろうとすら思いました。
そこですぐに(Rang De Basanti監督の)Rakesh Mehra氏に電話して、台本通りの映画を製作してくれるのであれば、ぜひ参加したいと伝えました。
そこから事が前進し、オーディションを受けたところ合格することができました。
事実上、Rang De Basantiの出演者の中で、最後に決定したキャストとなりました(映画のストーリーでも、シッダールタ演じるKaranはクライマックスを飾った)。 

ご自身が映画の中で演じる役柄Karanと実際のご本人とは、どこが似ていて、どこが異なっているのでしょうか?

まず、映画の中で演じたKaran Singhaniaとシッダールタは全く関係がありません。
一方で、Karanも私も同じ皮肉屋です。
ただKaranは何の解決策もないのに対し、私は何千万もの解決策を持っており、徹底的なオプティミストであり、自分が楽しいと思ったことに素直に従って生きてきました。
たぶんそれが、今の私がある理由です。

Karanは現実に幻滅していて、何か言いたいことはあるんだけどそれが何かが分からない。
でも混乱している訳ではなく、ただ一人の幻滅した男なのです。
非常に物静かで、そこは私と同じです。 

(ヒンディ語映画ということで)言語は壁になりませんでしたか?

学校の頃から言葉は好きでしたから。
自分が好きで取り組んでいれば言葉も自分を好きになってくれる、という変な気まぐれを信じてきました。

またヒンディ語は、チェンナイ時代から学校で習ってきたし、その後も大学はデリーの大学へ進学したので問題なく話せるようになりました。
さらに、様々な方言を話すのが好きで、もともとタミリアン(タミル出身者)ですが、Prabhu Deva監督作品に出演した時にテルグ語もちょっと勉強し、のちに吹き替えにも挑戦しました。
だから、言語が壁となったことは一度もありませんよ(微笑)。


共演者のSharmanさん

MBAの秀才がアシスタント・ディレクターへ、それから俳優、原稿作家を経て、遂にボリウッド入りを果たしました!この華麗な転身は、壮大な計画の一部として自ら決断したのですか?

(笑)いいですか、非常に真面目な話をしますよ。
次の3月に何をしようかと計画しなかった12月はありません。
その3月になって、私の判断が正しくなかったことを突きつけられた経験も一度もありません!
(訳者注:すなわち、いつも自分がやりたいと思ったことを周到に計画してやり遂げてきたということと思われます)


もう一人の共演者、
Sohaさん

運は信じませんが、運命は信じ、それをどう乗りこなすかが今後の道を分けると思っています。
これまでの自分を振り返ってみると、いつも適時に適所にいて、唯一「No」と言うことができる以外は、自分自身の意志とは関係ない運命が動いていたと感じます。
恵まれていたと心から思いますね。
今までしてきたことを恥ずかしいと思ったり、将来子供たちに見せられないことも全くありません。

それでは、Rang De Basantiの撮影を振り返ってみて、いかがでしたか?

一旦キャストとして採用されてしまえば、もう振り返ることはありませんでしたね。 
(多くの有名スターたちが繰り返し述べる)決まり文句を引用するのはあまり得意ではありませんが、私はRang De Basantiに関わることができたことで、普通映画界ではそれほど頻繁にはあり得ない、共演者のSharman Joshi(Sukhi役)やSoha Ali Khan(Sonia役)といった素晴らしい友人たちを得ることができました。
別のキャストへのコメントは敢えて控えますが、自分自身の役柄は、繰り返し私に疑問を投げかけてきました。
夜中にしばしば起き上がり、「(Karanを演じる上で)自分に一体どんな努力ができるのか」と悩むことがありましたが、いつもRakesh Mehra監督の励ましがへその緒のように繋がっていることを実感し、「自分ならできる」と信じることができました。

(昨年の?)2月に、Karanの性格についてRakeshと深く話し合って以来、自分の中で彼の存在はむくむくと大きくなり、この映画のために自らを完全にブレイクするきっかけとなりました!

*********************
このインタビュー記事を翻訳している間、シッダールタさんと直にお話させて頂いているかのように、この上ない幸せな気持ち時折ニンマリでした。楽しい仕事って、こういうことなんだなぁ!!


Rakesh Mehra監督

Copyrights  © 2001-2005,ASKSiddhi.com, All rights reserved.