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インドをもっと知ろう!

若者の大半は結婚前の性交渉を否定
2006.2.13(月) Taipei Times Online

New Delhi:
調査会社Nielsen-ORG-MARGが、インド国内14都市に在住する18歳から35歳までの男女2,895名を対象に行った街頭意識調査によると、結婚前の性交渉についておよそ8割が反対と回答していることが分かった。
これにより外部文化の影響を強く受けて育った若者世代でも、保守的な考え方を根強く守っていることが明らかとなった。 

調査結果は先週末、週刊ニュース雑誌India Todayに発表された。
このうち20パーセントの回答者は結婚前に性交渉を持つことに「問題はない」としている一方で、79パーセントが「反対」と回答している。
結婚前に恋人と一緒に暮らすこと、いわゆる同棲についても、70パーセントが「しない」と回答した。 

また73パーセントの回答者は、「見合い」結婚の方が安定し易いと回答したのに対し、わずか24パーセントが恋愛結婚に憧れを抱いている。 
いっぽうで、不幸な結婚生活を無理に続けるより離婚を選択することに「強く賛成」した人は45パーセント、「いくらか賛成」した人は26パーセントで、離婚に対しては比較的オープンであることも分かった。 

India Todayはこの調査結果を分析して「世代と私(Generation Me)」というタイトルの特集記事として紹介、経済やライフスタイルの劇的な変動、簡単に入手できるようになったテクノロジーや外部文化の恩恵を受け、かつてない特権を楽しむ世代となった大都市の若者たちも、近年メディアでひときわ目立つようになった開放的な性の描写の一方で、「伝統とモダンのほどよい調和」を守ることを望んでいるとまとめた。 

宗教も未だに生活の中で重要な位置を占めており、62パーセントの回答者は少なくとも週に1回は寺院などを訪れると回答している。 

インドの人口11億人のうち、およそ7割を35歳以下の若年人口が占めている。

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プネの状況を見る限りでは、この調査結果はむしろ新しい発見となりました。

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