PSLV-C7全4基が無事軌道上に
2007年1月10日
Rediff.com
10日、PSLV(極軌道衛星打ち上げ用ロケット)が10基目の衛星を無事軌道に乗せることに成功し、インドの宇宙技術にもうひとつの大きな業績を刻んだ。
今回使用されたPSLV-C7は午前9時24分、アーンドラ・プラデーシュ州シュリハリコタ(Shriharikota)のサティーシュ・ダーワン(Satish
Dhawan)宇宙センターより、衛星を宇宙へと打ち上げた。
今回の打ち上げ成功は、GSLV-DO2が打ち上げから65秒後に破裂した半年前の苦い経験を挽回することになった。
PSLV C-7が積載した衛星は4基で、680キロの観測衛星CARTOSAT-2と550キロの回収カプセル型衛星(Space Capsule Recovery Experiment)が国内から、インドネシアのLAPAN-TUBSATとアルゼンチンの6キロのナノ衛星(PEHUENSAT-1)を代行して打ち上げた。
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