パキスタンからインド映画へSOS
2005.5.10（火） The Times of India 

ISLAMABAD：
パキスタンの映画館オーナーは政府に、インド映画の上映を許可して欲しいと嘆願している。
さもなければ、映画館は存続の危機に瀕している。

ラーホールの映画館オーナー代表協会（Delegations of Cinema Owners' Association：COA）と、映画制作者協会（Film Producers' Association：FPA）は9日、イスラマバードで政府関係者と面会し、パキスタンの映画5本をインドで上映することと引き換えに、インド映画5本の上映を許可して欲しいと要請した。

「クリケット外交がこれだけ盛んになっている今日、インド映画をパキスタンで上映してはならない理由はどこにもない。観客が減って映画館がクローズすることになれば、パキスタン映画だって上映できなくなる」
Daily Timesの取材に、参加者は口をそろえて主張した。

パキスタンの映画産業はさびれ、最盛期の’80年代には1400あった映画館は次々閉館、現在150あまりを残し、車のショールームやガソリンスタンドへと姿を変えていっている。

映画館オーナーの代表らは、インド映画上映に当たって発生する150％の娯楽税をもいとわないとし、政府にも大きな税収になるはずだと強く訴えている。

*********************
みんなの人気者、インド映画です。