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核協定の次はエアクラフトのインド向け輸出へ
2006.3.10(金) Hindustan Times
ブッシュ米大統領の訪印による歴史的にも異例の核開発協力協定への合意に続き、米国防総省は、「数年前には想像すらできなかった」インドへの戦闘機その他軍用設備の輸出を、ついに解禁することになった。
二ヶ国の防衛協力に賭ける米国の本気度を表している。
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米国防総省は今月1日に発表した声明の中で、F-16やF-18型機始めとする最先端の戦闘機を提供することによって、インドの多目的軍用機への需要を満たすことを約束した。
さらにインドが関心を示せば、戦闘機その他製造に際する技術移転や現地での共同組立も可能であるとし、軍用機、ヘリコプター、洋上哨戒機、海軍艦艇の分野を問わないインドの国防ニーズに包括的なサポートを整える用意があると述べている。
声明の中で、「米国はインドにとって信頼できるパートナーとなるべく、インドとの国防協力を優先して考慮し、これは米国にとっても利益の高いことだ。」と述べている。
さらに昨年6月に、ラムズフェルド長官とムケルジーインド防衛大臣との間で調印された、防衛関係のための新しい枠組み目標を達成するため、今後二ヶ国は足並みを揃えていくことになるだろうとまとめた。
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戦闘機の輸出はこれまで米国が拒んできたために、インドはロシアからSukhoi戦闘機などを輸入していました。同様にスペースシャトル技術を米国がインドへ移転することを拒んだため、インドは自国でロケット技術を開発、これにより宇宙科学技術は劇的な進歩を遂げたと言われています。さらにスーパーコンピューターの輸出を米国が拒んだために、C-DAC(先端コンピューター開発センター、本社プネ)が米国の5分の1の価格でほぼ同等のスーパーコンピューターを開発、今に至っています。
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