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ガンディの慰霊碑、ブッシュ大統領訪問後に「お清め」
2006.3.9(木) CTV.ca

NEW DELHI:
ブッシュ米大統領が2日に「独立運動の父」モハンダース・ガンディの眠る慰霊碑(サマーディ)を訪問したのち、同碑を管理するヒンドゥ僧グループが清めの儀式を行っていたことがわかった。

清めの儀式は「聖域」に警備犬を立ち入らせた米国側当局に対し、ガンディのひ孫にあたるトゥシャール・ガンディ(Tushar Gandhi)氏が「国家の恥辱」であると言及したほか、ヒンドゥ教政治家グループから「ヒンドゥの風習を軽んじている」という鋭い突っ込みがあったためだと、PTI通信は報道している。


ブッシュ大統領訪問に先立ち、サマーディ内に灯された「永遠の炎」周辺で警備犬を連れ査察する米警備官。

大統領のサマーディ訪問については、国内最大規模の平和団体から、「戦犯(ブッシュ)は非暴力、不服従運動により英領統治からインドを開放したガンディの理念を理解するはずがない」という抗議運動もあった。

ブッシュ大統領とローラ夫人含む代表団全員は、ガンディの眠るサマーディ周辺に立ち入る際、ヒンドゥの習慣に従って靴を脱いでいた。

問題の犬は、ブッシュ大統領らの警備のために大統領らに伴って持ち込まれたものだったが、残念ながらヒンドゥ僧たちにとっては「聖域を汚すもの」と嫌われてしまったようだ。
同様の「失態」はパキスタン訪問の際、パキスタン建国の父Muhammad Ali Jinnahの慰霊碑訪問の際にも繰り返されたようだ。

ヒンドゥスタンタイムズ(Hindustan Times)紙の報道によると、慰霊碑はヒンドゥ教徒にとって神聖とされるガンジス川の水で清められた。

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