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インドをもっと知ろう! |
日本はインド米国間核取引を支持する可能性大
2006.5.8(月) IANS
ブラジルで開催される原子力供給国グループ(NSG)会合を来月に控え、インド・米国間核取引において「適切な信頼関係」があるなら、自民党はそれを支持すると表明した。
「インドが国際コミュニティの信頼を保ち、国際原子力機関(IAEA:International Atomic Energy Agency)の定める条項に従い、核エネルギーの平和的な利用行う上で、日本は反対しない。」
デリーを訪問していた渡海 紀三朗自由民主党国際局長は、報道関係者にこのように強調した。
インドの経済成長と日印関係の可能性を調査するため、4名の代表を伴い訪印していた渡海氏は、唯一の被爆国であり、核技術と燃料輸出をコントロールしインドへの民間核協力の鍵を握る、45カ国のNSGの中で指導的立場を取る日本として、核軍縮に向けた多面的な協力をインドに求めた。
昨年開催された前回NSG会合ではその意見を差し控えた日本が、今回インドへの協力を決めれば、インドにとっても外交上大幅な利得となるばかりか、核運用の安全性を保証するにあたり技術支援を受け取ることすら可能となる。
1998年の核実験の際、インドを批判してやまなかった日本は、この数年間でその態度を徐々に軟化し、昨年の小泉首相訪印に際し戦略的パートナーシップ関係を締結するまでに至った。
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カメレオン外交日本。
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