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インドをもっと知ろう!

カナダの法律業務がインドへ続々アウトソーシング
2006.7.6(木) Press Trust of India

Toronto:
コールセンター、データ処理、会計処理業務に続き、カナダの弁護士さんたちはインドへ法律業務のアウトソーシングを始めた。

カナダの新聞社「Can West News Service」が5日報道したところによると、インドにオフショアすることによって、カナダで若手弁護士に支払う1時間当たりの賃金の実質75パーセントの料金で、より迅速な納期を実現できているという。

その上、英語を話す100万人近くの弁護士人材は、カナダでも有効な英米法であるコモンローで教育を受けていることが、インドへのアウトソーシングに対するポテンシャルを促し、裁判事件の調査から、契約書の草稿や特許出願に至るまでインドで行う企業が増えている。
そしてインドはもはや、「世界の法律顧問」となりつつある、と紹介している。

「大げさな修辞であるとは思わない」とは、トロント在住の弁護士でリーガルトレンドウォッチャーのサイモン・チェスター(Simon Chester)氏、お隣の米国では既に法律業務のインドへのオフショアリングが盛んであることを指摘する。
「アメリカでは魅力的なビジネスモデルであることははっきりしているので、カナダ人にとってそうではない理由がないよ」と付け加える。

「Canadian Bar Association」が会員向けに発行する雑誌「The National」もこのトレンドに注目し、「カナダ人法律関係者がグローバルビジネスで生き残るためには、既存のビジネスプラクティスを抜本的に変革し、大幅に競争力のある価格でオフショア業務を請け負うインドとのビジネスを真剣に検討する以外に道はない」とまで言い切っている。

しかしながら、インド企業への法律関係業務のアウトソーシングは、カナダ企業にとってはまだまだ黎明期であるとも言える。

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