インドをもっと知ろう!

English

 News from India

Home

バイクへも直接燃料チャージで大気汚染削減
2005.2.6 The Times of India

燃料効率、排気ガス制御、運転性の向上をもたらすとされる直接燃料噴射(DFI)が、まもなく二輪車産業にも導入される。

同産業への諮問機関であるコア自動車リサーチ(CAR)グループは、DFI2006年末までの導入を可能にするため、二輪車エンジン管理システム(EMS)用の技術的モジュールの開発についての研究を開始した。

CAR20036月に、当時首相の科学顧問だったR・チダムバラム(Chidambaram)氏により提唱され設立された、インドの自動車産業の技術的ギャップを埋める架け橋、また国際競争力の強化のための産業学究団体である。

インド政府科学技術省の技術情報予測・査定局(TIFAC)のチーフ科学者サジット・ムバシル氏によれば、エンジンについてのプレリサーチはプネのとある二輪車企業で行われ、その結果はインド全体の二輪車製造業者へ提供される。

この研究活動には、ポワイIITIndian Institute of Technology Powai)及びマドラスIITが主に関わり、技術モジュールの同産業への最終的納品までには約1年半ぐらいかかるだろうとのこと。

一方DFI技術による車両の価格上昇が予測されていることから、CAR団体では価格の抑制についても意欲的に取り組んでいく方針。

CARメンバーにはタタ・モータースの乗用車ビジネス組立部門上級主任V・スマントラン(Sumantran)氏を始めとする自動車産業の重役たち、及びインド自動車協会(Siam)や政府機関TIFACからの代表も含む。

CARでは組み込み電子システム、テレマティックス、推進力(水素及びその代替)、先端材料、安全性、リサイクル性などについての基準を設けるための専門委員会を設立し、研究に取り組んでいる。

DFIテクノロジーとは?
現在、インド国内の二輪車産業では燃料システムに「気化テクノロジー」を使用している。
これは、(石油)燃料がキャブレターと呼ばれる気化器から排出される際に適量の空気と混ざり、その物質がダクトを通ってエンジンの推進房へ到達するシステムである。

DFIでは、必要量の的確な燃料が燃料タンクから直接推進房に入る。燃料は推進房上部に据え付けた注入モジュールによって注入される。これにより、燃料の無駄を無くし、また燃料が必要な時に即座にエネルギーに変換され、燃料効率が上がる。また空気と燃料の混合物は、電子ユニットにより制御されることから、排気ガス量の削減にもつながる。

*********************
上記ニュースの意味するところは、今までどおりペトロールを使用しつつ、排気ガスを削減する仕組みを二輪車に導入する試み、ということだそうです。


Copyrights  © 2001-2005,ASKSiddhi.com, All rights reserved.