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噂のジョシさんの機関車に、オーストラリアから注文
2004.12.4(
土
) PUNE
Newsline
プネのラヴィ・ジョシ(Ravi Joshi)さんは、自身が中国と直接対決していると、固く信じている。
オーストラリアの(機関車模型)メーカーが、ジョシさん所有のミニチュア鉄道博物館を初めて訪れ、展示された模型機関車に大感激、製造工場を中国からプネへごっそり移転させることを決意した。
オーストラリアのミニチュア機関車製造トップ五企業のうち三企業、ユリーカ(Eureka)、パワーライン(Powerline)、トレインワールド(Trainworld)はすでに製造の契約をジョシさんと交わした。
これまでのジョシさんは小規模な製造所をひっそり運営していたヒトだった。
「父がね、世界中から鉄道模型を集めていましてね」
ジョシさんは、この世界に関わるきっかけをこう話した。
オーストラリアのビジネスコンサルタント、ピーター・グレース氏がジョシさんのウェブサイトを見、ビジネスへの見込みを見出したことがきっかけとなり、「エンジン、客車など、博物館の展示物と同じ模型の見本を作ってオーストラリアに売り込み、メーカーの製造権を獲得できないか、と持ちかけてきた」。
とジョシさん、実は物理の博士号を取得しているインテリさん。
2人はさっそくプロモーションを開始、オーダーは次々と舞いこんだ。
ピーターさんが営業活動にいそしむかたわら、ジョシさんとそのチームは客車と貨物車、高級真ちゅう製機関車の製造に忙しい。
同時に、アメリカ合衆国およびオーストラリアの小売販路を通じて売られることになっている、ナローゲージ・エンジンとC−16の小型模型の製造も急ピッチで進んでいる。
ミニチュアC−16の価格は200ドル、客車および貨物車の価格は30−40ドルといったところだ。
高級真ちゅう製機関車の価格は3000ドルで販売される。
完成品は、来月の始めにも輸出される。
この大繁盛に伴い、ジョシさんの製造チームは、現在の8名からまもなく35名に増員され、「さらに65種のさまざまなミニチュアモデルを作り、輸出したい。売り上げは100万ドルを見込んでいます。
グレースさんは、「来年末までに、特に大量注文に関して、中国製造組立工場に追いつくだろう」と予測している。
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ジョシさん、手に負えるのでしょうか。
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