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日本人の友達
2007年2月3日(土) Sayali Ambike
2007年1月23日、朝早く起き、9時15分に間に合うように急いでラナデ大学(Ranade Institute)に向かった。
藤田みき(仮名)さんに会うことになっていた。
見知らぬ日本人に会うのは楽しみであり、ちょっと緊張してもいた。
みきさんと一緒に、ラナデ大学で行われている日本語ディプロマ(Diploma、中級)コースの授業を見学に行った。
みきさんは、日本語教育や日本との橋渡しを行っている機関を訪問する予定でプネ(Pune)に来たのだった。
ディプロマコースの学生たちを紹介すると、みきさんは自己紹介をしてくれた。
15年くらい前、みきさんは初めてネパール(Nepal)へ旅行に行き、そこで出会ったネパールの人々や文化が好きになり、13年くらい前からネパールへ赴任して来た。
それを聞いた私は、13年というとても長い時間を思った。
今はカトマンドゥ(Kathmandu)に住んでいるという。
ネパール文化を深く学ぶため、ネパール語の勉強をしなければならないと思い、大学で勉強を始めたそうだ。
みきさんの名前は英語でビューテェフル(Beautiful)、ネパール語でスンダーリ(Sundari)と言う意味なので、皆はみきさんのことを「スンダーリ」と呼ぶそうだ。
ネパールの文化を学ぶうちに、日本とネパールの文化が似ていることを知り、特に音楽に興味を持って、ネパールのフォークソングを日本語で歌ったり、または日本の歌をネパール語に翻訳して紹介したりしている。
みき(スンダーリ)さんは上手に歌うこともできるので、スンダーリと言うバンドを結成して、日本でいくつかのライブにも参加した。
授業でもみきさんが学生たちのために歌を歌ったり、踊ったりして、学生たちもとても喜んだ。
ラナデ大学のキャンティーン(学食)でコーヒーを飲んでから、後楽園を模して姉妹都市岡山市の協力で造られた日本庭園のある、プ・ラ・デシュパンデ(P. L. Deshpande)へ移動し、たくさんの写真を撮った。
ちょうど近くにある私の家にも寄ってもらい、私のお祖母さんや友達にも紹介した。
私の友達もみきさんに色々な質問をして楽しんでいるようだった。
そこからランチをしに「ニサルーグ(Nisarg)」へと進んだ。
パンジャービ(Panjabi)風料理やチキンカレーを食べてたくさん話をしたあと、印日協会に送り届け、私はオフィスへと戻った。
みきさんとつかの間の楽しい時間を過ごした。
次にみきさんと会える機会を、今は待っている。
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