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3日、ハイダラバード空港に降り立ったエアフォース・ワンの前で地元の子供たちと
photo from Hindustan
Times
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米国とインド、歴史的な核開発協定への第一歩へ
2006.3.3(金) ASKSiddhi.com
インドを訪問中のブッシュ米大統領は2日、スィン印首相と、核拡散防止条約(NPT)非加盟国への措置としては異例となる、インドの民間核開発への米国の協力に関する協定に合意した。
焦点となっていた民用と軍用の核開発プログラムの分離が最終段階まで試みられたものの、「事実上の」核武装国家であるインドが行った1998年の核実験後、一時的な制裁を課していた米国にとって、今回の合意は大きな政策の変更となり、急成長を遂げるインドに大きく期待し、域内で頭角を現す中国に対抗し、政治、軍事、経済の面で協調していきたいという明確な意思表示と言える。
この合意に対し米国議会からの反対意見について質問され、ブッシュ大統領は「二カ国間にとって必要な協定」だったと断言した。
交渉の結果、インドは国内22基の原子炉のうち、高速増殖炉を除く民間原子炉14基に国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れることになり、民用・軍用の分離を2014年までに段階的に行う。
さらにインド側は、将来建設される原子炉については査察の対象としないことを主張した。
スィン首相は、非軍用核開発各国にはインドの特例が積極的に適用されるべきだと述べた。
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アメリカがこれだけインドに歩み寄れば、日本も右にならえでしょうか。
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