インドの人々
インドは世界で最も古く、最も進んだ民主主義国家として知られている。
古代からインドは、地理学、数学、代数学に秀でた天才を多く輩出し、21世紀の今日
は、ソフトウェアの巨人と呼ばれている。
現代インドは10億人以上の人口を持ち、世界でも類を見ず民族的な多様性を抱える。
世界中からの移民を受け入れて、特色のある文化を織り上げてきた。
緑の目、青白い皮膚のアーリア系、モンゴロイド系、漆黒の肌と漆黒の目をもつ人々な
ど、多様な人種を観察することができる。
現在人口の70%は村部に住み、農業で生計を立てる農業国家である。
また、3千万人以上いるとされる中流階級の購買力は、しばしばヨーロッパで暮らす人々
と同等であるとされ、それ以下の中下流階級もそれに準ずるべく年々豊かになっている。
その他の層はといえば ―― 容赦なく貧しい人々がいる一方で、雲の上よりもっと高いと
ころにいる富裕層もいる。
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