地理
インドはすべての点において大きく、そして多彩な国である。
雪を被るヒマラヤ、長い海岸、熱帯雨林、山脈、砂漠、豊穣な土地、灼熱の内陸部・・・ インドは世界で７番目、ヨーロッパ全体を合わせたと同じ広さの国土を持つ。
西はパキスタンやアラビア海、東はバングラデシュにミャンマー、ベンガル湾、北は中国とネパール、ブータン、南はスリランカと、その間を隔てる大海に囲まれている。

気候
国土が大きいので、気候も様々である。
ヒマラヤの寒さ、日中の灼熱と朝晩の冷えが対照的な西北部砂漠地方ラジャスターン、乾燥した酷暑の内陸インド、熱帯雨林のケララと東インド。
ガンジス、インダス両大河の流域は豊穣な土壌が広がり、中央デカン高原は東西ガート山脈と境を接する。

インド全体の平均気温は、実に１０℃から４８℃までと多彩である。
一般に１０月から１ 月までは冬、２月から５月までが夏、６月から９月までが雨季となっている。
ベストシーズンは、１０月から３月までである。