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インドをもっと知ろう!

2007年、インド日本友好年の幕開け!
2007年1月1日 Siddharth & Yoko Deshmukh

<この原稿を書いている間、テレビでは毎年恒例のインド国際映画賞授与式、「IIFAアワード」が放送されています。>

新年、あけまして、おめでとうございます☆☆☆

2007年、今年は両国政府が取り決めた「インド日本友好年(Japan India Friendship Year)」であるということを、ご存知でしょうか。
この大きな交流年を前にして、先月スィン首相訪日の折には、インドと日本間のフライトを4倍に増便する取り決めがされ話題となりましたが、ようやくお互いの距離がぐっと縮まってきそうな予感です。

さて、わたしの暮らすプネは、日本に興味を持ち、日本語や日本文化を学んでいる人がとても多いことで有名です。
日本語教育機関や日本との取引になんらかの形で関係する企業が近年飛躍的に増え、「日本映画祭」や「マラティ語俳句会」など日本の文化理解を試みる様々なイベントが定期的に催され、昨年1月には姉妹都市、岡山市の協力による日本庭園も完成するなど、まさに「最も日本に近いインド」となりつつあります。

そして日本への留学、日本企業への就職などを通じ、日本という国を体験し、ますます魅力を感じてくれたインド人は年々急増しています。
彼らが滞在中に経験した、日本人との心からの交流がどれほど温かなものであったのか、どれほど深い理解に満ちたものであったのかを察して、うれしくなります。
その恩恵でわたしたち日本人にとっても非常に暮らしやすい街になっているプネ、きっと今後も、インドと日本の交流の要になっていくと思っています。

両国のビジネスという面では、インドから見た日本は、仕事またはビジネスにありつけば高い収入をもたらしてくれる夢の国であり、日本から見たインドは、人件費等の物価が安いため、うまく管理すれば日本国内では考えられないような料金でサービスを買うことができる、それを前提としているケースがほとんどでしょう。
いっぽう、例えば英語を自由自在に使いこなせるインド人にとって、わざわざ日本語を学び、苦労して日本の商習慣にフィットさせる労力を、経営戦略やスキル開拓に集中すれば、より良い収入が得られる機会は世界中にあるし、日本人にとっても、最近のインドは物価や所得ともに上昇が著しく、インドに頼むよりも他の国にアウトソースした方が安く済む場合もあるでしょう。

ではなぜ「日本とインド」なのか。

戦後驚異的なスピードで経済成長を遂げたのに、結局は超大国にはなれず、近年成長の目覚しいその他アジア各国の陰に埋もれそうになっている日本、独立後数十年を経てもなお、貧困層が多数を占めているインド。
同じアジアの一員である2つの国は、今まさに、何らかの形でお互いを必要としている時なのだと思います。
インド日本友好年という大きなきっかけに恵まれた今年、相互の十分な理解が育まれ、よりよい協力や交流が生まれていけばと、これから先もインドと関わって生きていくことになる日本人のひとりとして、心より望んでいます。

インドはとても大きな国です。

新年、プネはずれにあるお寺までドライブに行きましたが、プネから20キロと離れていないその地帯はすっかり農村であり、人々の暮らしぶりやファッションを見ても、都市のそれとは全く異なり、それはそれで豊かなものに見えました。
インドは世界最大の農業大国でもあり、東西南北で気候も文化も大きく異なります。
プネだけを見て、もしくはデリーやバンガロール、ムンバイだけを見て、インドを判断することは不可能なことが分かります。

「日の出ずる国」と「巨象」、どちらもゆっくりと確実に動いていくのが似合います。
2007年は是非、ベストパートナーになって欲しいです。


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